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伝わらない理由を解決する図解の守備範囲

伝わらない理由を解決する図解の守備範囲

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図解:伝わらない理由を解決する図解の守備範囲

伝わらない理由を解決する図解の守備範囲

仕事も人間関係も、
・自分の意志を伝えて
・相手の意志を受取って
理解を得たり行動に移したりすることで
成り立っています。

どこでも・誰でも、
上手く「伝わる・伝わらない」という
コミュニケーションの問題がついてきます。

すると..
「上手く伝えるために」どうするか?

伝える方法が重要になってきます。

では、正しく伝えることができれば
全て解決するのでしょうか?

私の体験を、ご紹介します。

新規事業のアイデアを持っている社長がいました。

社員を集めて、
自分の新規事業のアイデアを
熱く語ったそうです。
それも2時間みっちりと。

でも、
誰も理解してくれない。
誰も行動してくれない。

と悩んでいました。

そこで、私に声がかかりました。

池田さんの得意の図解で
私のアイデアを分かりやすく表現して欲しい
と言うものでした。

その社長の話を、やっぱり2時間くらい聞きました。

社長としての経験も長く
魅力のある方です。
熱く語ってくれました。

もちろん説得力もあります。

私にも、社長の熱意は伝わってきます。

でも

何をやりたいのか?
具体的に見えてきません。

社長本人は、頭の中に完成していて
それを表現するだけだと思っているのです。

私から見ると
「思いつき」を、思いついた順に話しているだけ。

内容に整合性が無く
ちょっと質問すると、そこで止まってしまう。

アイデアが、思いついた状態のままで
願望が大きく膨らんだ状態になっていて

アイデアは良くても
まったく体系化されていない。
それを実現するための方法や手順が何も無い。
根拠や裏付けになるものもない。

その無いものを伝えたつもりになって
・社員は分かってくれない、
・自発的動いてくれない
という悩みになっているんです。

これは
上手く「伝わる・伝わらない」の問題ではありません。

何を伝えるかが問題です。

この「何!」を明確にしないで
上手く伝えようとすることに問題がありました。

今回ご紹介する図解で、
伝わらない代表的な7つの理由
を上げてみました。

前半の
1.「伝えたいこと」を、自分が理解していない
2.「伝えたいこと」が、自分の考えが頭の中で整理できていない
3.「伝えたいこと」の、説明が下手(分かりにくい・専門用語多用)

この3つが図解の守備範囲です。

図解は、
表現技術であると同時に
考えを整理する技術です。

伝える内容が明確なら
伝え方が下手でも伝わる確率が高くなります。

まずは、何を伝えるのか
その「何!」を明確にしましょう。

ちなみに、この新規事業の社長の件ですが、
新規事業のスタートは、
みんなこのような状態です。

ここを起点にして
新規事業を設計するというアプローチで
解決に向かいました。

 

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